しゃぶしゃぶはダイエットに向いている
最近では、ご飯やパンを控えてお肉などのタンパク質中心の食事にする糖質制限ダイエットが注目を集めています。
ご飯やパンに含まれる糖質はエネルギーとして利用されますが、エネルギーとして使われずに余ってしまうと脂肪に変わるため、ダイエットの妨げになります。
肉をメインにして愉しむしゃぶしゃぶは糖質量が少なく、糖質制限ダイエットに効果的と言われています。
肉の部位によって脂身の量は変わるため、ダイエット中にしゃぶしゃぶを食べるならば、バラ肉よりもロースを選びましょう。
しゃぶしゃぶの食べ放題でも太りにくい食べ方は?
しゃぶしゃぶは焼肉やすき焼きよりもよりダイエット向きと紹介しましたが、食べ方によっては焼肉より太りやすくなります。
ここからは、しゃぶしゃぶのおすすめの食べ方について紹介します。
①野菜を先に食べる
糖質の多いご飯を最初に食べると血糖値が急激に上がり、インスリンという脂肪を蓄えるホルモンの分泌によってダイエットを妨げてしまいます。
野菜に含まれる食物繊維には血糖値の急激な上昇を防いで脂肪を付きにくくする効果があるため、ダイエット中なら最初に野菜を食べる様にしましょう。
②カロリー・脂質の少ないお肉を使う
ダイエット中なら、しゃぶしゃぶにカロリー・脂質が多い肉を使用するのは避けた方が良いでしょう。
|
カロリー |
糖質 |
豚バラ |
395kcal |
35.4g |
豚ロース |
263kcal |
19.2g |
豚肩ロース |
253kcal |
19.2g |
牛バラ |
426kcal |
39.4g |
牛サーロイン |
334kcal |
27.9g |
牛肩ロース |
318kcal |
26.4 |
③たれを低カロリーにする
ポン酢(10kcal)
ゴマだれ(15kcal)
※大さじ1辺り
豚肉にカロリーが高いゴマだれをたくさん付けて食べると、太る原因になります。
同じたれでもポン酢とゴマだれとではカロリー値に差があるので、ダイエット中にしゃぶしゃぶを食べる時は出来るだけポン酢を選ぶと良いでしょう。
④アクをとる
しゃぶしゃぶはお湯に通すことで豚肉や鶏肉に付いてる脂を落としますが、
落ちた脂は他の成分と混ざり、アクとなって鍋中に残ります。余分な脂などを摂取しなくて済む様、
アクはこまめに取っておきましょう。
⑤水をたくさん飲む
たくさんの水を飲むことで新陳代謝が上がり、体に含まれる老廃物が体外に排出されやすくなります 。
また、これとは逆に、水分不足になると代謝が落ちてカロリーを消費できず、脂肪として蓄えられます。
しゃぶしゃぶに限らず、焼肉やすき焼きを食べる時も多めに水を飲むようにしましょう。
しゃぶしゃぶを食べる際の注意点
糖質が低いとは言っても、お肉を好きなだけ食べて良い訳ではありません。
注意して食べなければカロリーオーバーで太る原因となるので、注意点について見ていきましょう。
①締めなど炭水化物類を食べ過ぎない
しゃぶしゃぶの最後には、しめとしてうどんやラーメン、雑炊などを食べて楽しむことがあります。
これらは糖質を多く含んでるため、どうしても食べたい場合はあらかじめ食べる量を決めるなどして、食べすぎないように注意しましょう。
②たれをつけ過ぎない
先ほど紹介した通り、たれにもカロリーがあるので、付けすぎればカロリー過多の心配もあります。
たれを付けすぎれば豚肉や牛肉などの本来の味を楽しめなくなるデメリットもあるので、たれは適量にしましょう。
③良く噛んで食べる
食べ物をよく噛むと満腹中枢が刺激されて、少量の食事でも満腹感を得やすくなります。
しゃぶしゃぶは食べ放題で愉しまれる事も多いですが、早食いを控え、食べすぎを防ぎましょう。